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【月岡芳年・和漢百物語】より『小野川喜三郎』の絵を真似たもの。
ポーズや構図などわりとそのまんまです。
妖怪変化に煙草の煙を吹きかける月嵐童を描いてみたかったので……。
月岡芳年の絵は格好良すぎて一度は真似して描いてみたくなりますよね。
和漢百物語の中のひとつ、小野川喜三郎のシチュエーションをどーーしても嵐童お兄ちゃんで描いてみたくなって。
元ネタ絵では実際に相手にした妖怪変化は歳をとった狸だったという内容なんですが、お兄ちゃんには般若蟲を相手にしてもらいました。
まずは落書きをと思ってモノクロ原稿に下描きを描きましたが、あかん、これはカラーで描きたいと急遽一枚絵を仕上げました。
ゲーム中では人ほどの大きさの般若蟲ですが、画面に収まらないので、不思議な煙草の煙を吹きかけられて縮んだということにしました。
嵐童お兄ちゃんが好色な男に化けたのは、真面目な男の前には般若蟲が姿を現さなかったからです。般若蟲が憎いのは女を泣かす男なので。
いやぁ、元ネタ絵がそうだからって、半裸の嵐童お兄ちゃんを描けるとはね!
しかも好色な男のふりをしているお兄ちゃん! 煙草の煙を妖怪とは言え女の顔に吹きかけるお兄ちゃん! 凄すぎる!(色んなシチュエーションが)
(しばし休憩)
それはそれとして、月岡芳年の凄さってもうこのポーズから凄いんですよね。色気が。
こんなポーズ普通思いつかないですよ。左足首とかちょっと無理な角度なんですが、こういう風に描かれてまして、いいなと思いそのまま描いてみました。
顔はもうちょっと(こちらから見て)左上に上げているんですが、この煙管を持つ手とか、足首を握る左手の表情とか、たまらないですよね。
月岡芳年の浮世絵はUMのグラフィックの元ネタが色々わかって面白いので、ご興味がある方はぜひご覧になってください。電子書籍ならKindleで300円代で買えるので、気軽に触れられますよ。なにもかもが超絶的に格好良い作品集ですのでおすすめ致します。
あと、うちんとこのお兄ちゃんは嗜みとして煙草を吸います。その様子を描きたくてこの作品を真似しました。
月氏百物語なんてタイトルを付けましたが、百も描く予定はありません。でも月氏一族なら百の物語くらい余裕でありそうですね。そういう絵物語、UMでも実装されませんかね。周回して月氏一族の伝説を描いた絵巻物を入手して宝物殿で閲覧できるとか。見たいなぁと思います。