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彷徨う男を 照らす月
『嵐影孤高』というタイトルの絵を描くべくがんばったのですが、出来上がった絵を見ると「この兄上はもう亡くなられているな……」と思いまして。
立ち絵が下手なのもありますが、足取りがあまりにも虚ろで。『嵐影孤高』というタイトルは付けられないなと思いました。
最初のイメージは月を共にして力強く歩む兄上の後ろ姿、だったのですが。
実生活で不安なことも起こったので、そちらに気分が引っ張られてしまったのかもしれません。
とはいえせっかく描けたので、タイトルを変えてアップすることにしました。
弟に敗れた兄上ですね。
当初は足元に影を描いていたのですが、無いほうが自然だなと思い、消しました。
虚ろさが表れているように思います。
兄上は闇の中を彷徨っても仕方のないことをしたのですが、頭上には月が出ています。
とても慈悲深い光は、兄上のことをずっと照らし続けるのでしょう。
「兄上をおひとりにしないでください」と、月に願う者がいたからです。
私も今回負けた感じですね。
最初のイメージ通りに描ける画力と意志の強さがほしいです。